会計学の勉強法・論文式編【科目別⑤】

こんにちは、現役公認会計士の植村拓真(うえむら たくま)です。

本記事では、会計学(論文)の勉強法についてお話します。

会計学は、短答の財務会計論と管理会計論が一緒になった科目です。

 

一緒になったと言いつつも、午前中は会計学<1>を、午後は会計学<2>を受験することになるのですが、それぞれが管理会計論、財務会計論に分かれています。

計算の勉強方法は、短答編でお伝えしたことがそのまま論文でも使えるので、短答編でお伝えした内容も復習しておきましょう。

今回は、理論を中心にお話しします。

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会計学は必須科目

会計学の勉強法を解説する前に、簡単に科目の特徴について解説します。

会計学は、公認会計士試験の論文式試験における必須科目の一つです。一つの科目ではありますが、管理会計論と財務会計論の2つに分かれるため、実質2科目だといえます。

 

会計学の出題内容は、短答式試験の管理会計論と財務会計論とほぼ同じです。しかし、論文式試験における会計学では、計算や論述が含まれており難易度が大きく異なります

公認会計士試験の中でも、難易度が高くて配点も高い科目です。

 

管理会計論と財務会計論に分けて勉強法を解説するので、確認して実践してみましょう。

会計学:管理会計論の勉強法

さて、会計学の勉強の比重ですが、管理会計論は正直、あまり時間をかけても伸び代がありません

計算は、短答のときに勉強した知識がそのまま論文で使えます

論文用に新たに勉強しなければならないことはありません。

ですので、定期的に問題を解き直して、知識が抜け落ちないようにメンテナンスするくらいで十分です。

 

ただこれは、予備校の答練を解いているだけでこと足ります。また、論文に出題される範囲で、短答時には勉強が追いつかなかった部分があれば補強しておけばよいでしょう。

理論については覚えないといけないこと、暗記しないといけない部分もあるのですが、ボリュームはそれほど多くありません。

予備校で配られる論文問題集の問題を暗記して、答練で出た問題を暗記すれば問題なしです。そんなに時間はかかりません。

論文問題集、答練だけで暗記は十分ですから、覚えるべき箇所のターゲッティングに困ることもありません。

 

というわけでまとめると、論文用の勉強において管理会計論でしなければならないことは、

  • 理論について、論文問題集の問題を暗記する
  • 答練解く、答練を復習する

くらいです。

それ以上のことをしても費用対効果が低いので、管理会計論の勉強にはあまり時間をかけないようにしましょう。

私も論文の勉強をしているときは管理会計論の勉強時間が一番少なかったです。

論文問題集の暗記、答練を解く以外のことはほとんどしていませんでした。

 

感覚的に管理会計論に勉強時間を費やしても、試験科目全体の得点の向上には貢献しなさそうだったので。

そして、その読みは当たっていました。

というわけで、論文の管理会計論の攻略法は、

「やることをしっかり絞って、時間をかけすぎないようにすること!」

という結論で締めくくります。

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会計学:財務会計論の勉強法

財務会計論は、計算については管理会計論と同じく、短答のときに勉強した知識以上のことは使わないので定期的なメンテナンスをしておけば十分です。予備校の答練を解くだけで構いません

時間に余裕があり、不安がある場合は問題集を解き直しにいってもいいです。

ただ、論文本試験でも計算の配点は理論よりも低いですし、あまりそこに時間はかけ過ぎないようにしましょう。

 

さて、問題は理論ですね。

会計学の勉強の中心、というより会計学の勉強に最も時間がかかるのは、この財務会計論の理論です。

会計学を制するには、この財務会計論の理論を制することがすべてといっても過言ではありません。

しかし、財務会計論の理論は暗記量が半端なく多いです。本試験までに合格レベルに持って行くには、かなりの時間がかかります。

 

ただ、気をつけなければならないのは、テキストを「通読」しているだけでは絶対に暗記できません。

少なくとも、本試験で合格レベルの答案を書けるようにはなりません。

意識的に「この文章を暗記するぞ!」という気持ちで取り組まなければ、覚えることはできません。

を駆使して、最小限の時間で必要な箇所を網羅的に暗記できるようにしましょう。

 

これらの教材を駆使して暗記箇所のターゲッティングに気をつけて、効率的な暗記法を意識しつつ集中して取り組めば、だいたい1~1.5ヶ月くらいの勉強で、合格レベルにまで持っていけます。

本試験においては、文章の構成よりもむしろ、その問題に関するキーワードが解答欄に書けているかどうかが重要です。

キーワードが書けていれば、書けている分につき部分点がもらえるということですね。

 

というわけで、論文式試験専用記憶術にも書かれているとおり、論点の暗記をするときはテキストの全文章をそのまま丸暗記しようとするのではなく、その論点で重要となるキーワードを意識して暗記するようにしてください。

では、理論の勉強においては、どういう箇所にターゲッティングして暗記していけば良いのかというと、

論文式試験専用記憶術にもあるように過去問の分析をしたり、それに加えて答練で出題された論点を中心に暗記したりすれば効率的ですね。

その他、私は特に理論においては、予備校で「確認問題」が配られていたので、載っている問題は網羅的に覚えるようにしていました。

 

なんにせよ、テキストに載っていることをすべて丸暗記しようなんて不可能です。

以前お話したとおり、覚える箇所のターゲッティングが重要になってきます。

財務会計論の理論のように、覚えなければならない量が膨大なときは特にそうです。

私は予備校の確認問題、過去問の分析により把握した今年狙われそうな部分答練で出題された論点を中心にターゲッティングをしていました。

 

とにかく、覚えなくて良い箇所はスルー覚えなければならない箇所には全力を尽くして暗記するといったメリハリのある勉強法を心がけましょうね。

「選択と集中」が重要です。

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また、以下の記事で論文式試験に短期合格する勉強法を科目別にまとめていますので、こちらもご覧ください。

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